カヨ子お婆ちゃんの話
お父さんとお母さんには役割がある
男の子は誰も教えていなくても 戦いごっこを
女の子もまた誰から教わるでもなく ままごとをして遊びます
脳はそういうふうにできているわけですから
男の子ならお父さんと 女の子ならお母さんと遊ぶ
自然にそって 親も子も性別による特徴を活かした方が
育て安いということです
『カヨ子婆ちゃん73の言葉』の著者
久保田カヨ子さんは このようにと書かれています
時代に逆行しているかもしれませんが
ユウ君には男らしく モモちゃんには女らしくを念頭に育てています
賛否あるとは思っています
もちろん昭和初期のように どちらが上とか下というのではなく
あえて言うなら お兄ちゃんが先 妹は後
この順番は今も何かにつけてあります
ジャイアンはおんなの子だった?
ユウ君が小学4年生になったころの話です
ユウ:お母さん 今日移動教室で理科室に並んでいくとき
「はよ行け!」って後ろから押されて 僕こけてしまったんよ
私:えっ ずいぶんとやんちゃな子いるなー ケガしてない?大丈夫?
ユウ:ケガはたいしたことないけど 壁に肩打ったから痛かった
私:そうか その程度なら、、、
と私は家事を始めて 聞き流していました
またある日のこと お腹が痛くて保健室で寝ていて 教室に戻ってきたとき
そのやんちゃ生徒に 「お腹が痛いって嘘つくな!」
とみんなの前で言われて 傷ついたと言っていました
他にもいろいろ 攻撃的な言葉や暴力もあったり、、、
これには んーーーー(@_@) もしかしてユウ君いじめられてるのか?
そう思って
私:ユウ君 その男の子どこの子なん?お母さんちょっと話しようか?
ユウ:お母さんそいつ 女やで!!
私:えっ?!女の子なのに そんなことするの?
聞けば 1年生の頃から至る所でもめ事を起こしている女の子で
しかも PTA会長のお子さんらしく
本人も自分に逆らう子がいたら「私会長の子供やで」といって
周りをビビらせていたらしい(-_-;)なんじゃそれ
そのことを公園会議(ママ友との井戸端会議)で話すと
一人のママが うちの子は1年生からずっと同じクラスで参ってるわ
と言ってました(*_*;
これは私もある程度 覚悟しておかないと、、、
そんななか参観日に行ったときのことです
ユウ君に聞いてやんちゃ女子を発見!
小学校4年生にもなると 女子もそれなりの体格になってきます
その子は結構な大柄女子で 大きめユウ君より更に一回り大きく見えました
この子に押されたら ユウ君はこけちゃうなーと
私は常々 男が女に手を挙げてはいけません
100発女の子に叩かれても1発返したら 男の子の負け!
そう言い聞かせてきたのでした
しかしそれは そんなことをする女子がいない前提だったのかもしれません
彼女に叩かれたら私でも痛いだろうと思いました
それほどカップクの良い体形でした
その後も彼女が中心になる悪い話は
宿題してるユウ君からよく聞きました 私は
世の中には常識の通用しない人はいる 相手にせず とにかくに逃げてー
とまあ かなり消極的な対応(-_-;)
男女平等徹底という学校の中での対応は
私が感じた感想では かなり男の子に不利なことが多いように思います
先生も 女の子を注意して怒らせるより
男の子を黙らせる方が簡単だったんではないでしょうか
先生は男女平等?
ユウ君が中学1年生の頃の話です
ユウ:今日 体育の時間な 男女混合でドッジボールしてん
その時 女子がゲーム中なのに ダラダラ話して油断して後ろ向いてて
僕の友達が ここぞとばかりに そこを狙ってボール投げて当てたんや
男子はみんな ウェーイッて喜んでたんや
そしたら 先生が 「お前加減せえよ!」って友達のことめっちゃ怒るねん
僕はなんで?って思ったよ
だって悪いのはゲーム中に話して ボールから目を離してる女子の方やろ?
僕の友達はちゃんとルールの範囲でボール投げたのに
なんで友達が怒られるん?おかしいよね
あれ逆やったら 女子怒られてないで
言っていることは理解したけど、、、(*_*;
私:先ず最初に言っておこう 男女平等って言って
ユウ君たちは最初から男女一緒に 運動会も走ってきたやろ
けどお母さんも お父さんも子供の頃は 男女別々で競争してたんやで
多分先生も子供の頃はそうだった世代かもしれんな
頭で分かっていても いざ危険行為を見てしまうと
どっちが悪いかよりも か弱い女子に何やってんねん
が先にくるんじゃないかな?
お母さんは先生の気持ちは分かるけど
その場の怒り方は先生としては▲かなーと思うね
そう話したと思います
そしてこうも続けました
あのね 頭のいいユウ君やから言っておくけど
学校生活において すべてのルールは先生やからね
その場の善悪を決めるのは 法律ではなく先生やから
それだけは覚えておいて
そうユウ君に話しました(>_<)
小学校高学年ごろからは 子供って言っても
難しい年ごろになってきます
そうなると先生の苦労も一段と増えるのでしょうが
ユウ君の言うことを半分引いても
男子が割を食うことが多かったように思います
ユウ君自身も 女の子とうまくコミュニケーションが 取れない時期もあって、、、
家でのこういった男女の絡むもやもやトークには
頭が痛いと思うことが増えてました
家には娘もいるので どちらの肩を持つともないですが
もう少し先生方の 生徒に歩み寄る指導をして頂きたいなーとは思いました
そういう不公平・不平等な学校生活で ユウ君がひねり出した答えは
僕のことを認めてもらうには成績を上げるしかないねん
そう言っていました
成績が上位にいることで 先生の何かが変わるのだと、、、
ユウ君中学1年生の頃は 200人中40番目くらいの成績でしたので
成績上位の生徒の誰かが なんだか優遇されていると
感じることが多かったのかもしれないです
しかしこの言葉を聞いてからは リビングで勉強をするユウ君の目つきが
変わったのは間違いないことです
ユウ君ここから 火が付きました(^^)
とは言え 私が大人の事情的な話をしたせいで
ユウ君の子供らしさらしさを 奪ったような気がしたイル子でした(*_*;
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