こうして「物知り博士」はつくられた?まだ早い!なんて親の作ったハードルに過ぎないのでは?

コラム

カヨ子ばあちゃんの言葉

テレビは好きな番組だけ見せる

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赤ちゃんは一人でお座りが出来るようになると 

CMソングなどに合わせて手足を動かすようになります

テレビは言葉と映像のシャワーで「見る、聞く、話す」ことの訓練として有効です

またダンスや歌のシーンでは 子供が真似するのも

ミラー・ニューロン・システムが 働いている状態です

ただダラダラ何時間もテレビに子守をさせるのは良くありません

好きな番組と 前後10分ぐらいを目安にしましょう

と書かれています

 

私はあさの7時くらいから 用意をしてお出かけまでの2時間くらいは

しっかりテレビに子守をお願いしてました

だってラクなんだもん(>_<)

(ほぼ毎日のようにお出かけする習慣があったので この2時間のテレビは必須でした)

 

子供は難しいも簡単も関係ない?

我が家の子供たちはEテレは大好物でした

特に「お母さんといっしょ」や「みいつけた」など

その番組が始まると 楽しそうに見ていました

その間に洗濯物を干したり

朝食の後片付けやお化粧などを全力でしてました(*_*;

 

ある日ユウ君が 積み木で遊んでいるとき

「ろーんごろんごろんご ろーんごろんごろんご」

って歌いながら 遊んでました( ゚Д゚)

「日本語であそぼ」に出てくる歌なんですが

大人にしてみれば論語なんて小難しいという印象ですが

子供にとっては 歌は歌なんですよね(*^-^*)

なるほど、、、これは何もわからないうちに下駄履かせるぞー

って思っちゃいました!(^^)!

ほんの少しだけみんなをリードすることで 得意って思わせる方法です

何か特別なことをしたんじゃないんです

ただ私が これはいずれ学校で学ぶことだとと思ったことは

私がその歌を覚えて歌うようにしたんです

子供はお母さんが歌っていると嬉しいみたいで

一緒に歌おうとするので 私も楽しくて(*^-^*)

 

他にも 「おかあさんといっしょ」で「ドンスカパンパンおうえんだん」

は私も一緒に踊ってました

子供と一緒に踊ると すごい嬉しそうな顔するので

こちらも元気になっていくんです(*^-^*)

 

この下駄を履かせる作戦ですが

わりとすぐに結果がでました

子育てはスポーツに例えるとマラソンだと思います

結果が出るまで 時間がかかるんです

でも一緒にテレビを見て分かるようになって

歌を歌って 覚えて、、、幼稚園に行く頃にはなんとなく

あれ覚えたこと言ってる(*^-^*)

ってなりました

おかげさまで 幼稚園で「物知り博士」と呼ばれるようになったんです

これは嬉しかったですね 収穫を感じるというか(*^-^*)

ここで私は子育てがより楽しくなっていったんだと思います

少しずつ下駄を履かせるコツっていうのを感じ始めた頃でした

 

モンテッソーリ教育の驚異

モモを妊娠した時 ユウ君は来春には幼稚園入園の時期でした

その年の6月に妊娠発覚して 9月から2か月間

妊娠高血圧による入院生活になってしまいました

その頃世間では どこの幼稚園にするか?

公園などではその話で持ちきりだったと思います

それなのに私ときたら 自分のことでいっぱいいっぱいで(-_-;)

 

入園の動きを始めたのは11月の半ばの 退院したころでした

急いでやらなくちゃ そんな思いでPCで検索、、、

いつでも自転車でお迎えに行けるように なるべく近い幼稚園を探す私、、、

転勤して1年目の出来事

どの幼稚園がどんな方針かなんて知るはずもなく、、、焦る私

1件目に電話して断られ 2件目に電話して またまた断られ(>_<)

3件目でやっと受け入れできるとの お返事いただきホッとしたのもつかの間

いつもの親子保育園で

私:なんとかS幼稚園決まりましたー

先生:S幼稚園にしたんだー ユウ君は大丈夫と思うけど分かってるんよね?

私:何が?幼稚園によってそんなに違うの?どこも大して変わらないでしょう?

先生:えーユウ君ママ知らなかったの その幼稚園はモンテッソーリだよー

私:なに?モンテ、、なにそれ??

(以前岡山で知り合ったママがなんか言ってたな、、、(*_*;)

何も知らないまま電話して とりあえず受けてくれた幼稚園だったのですが

モンテッソーリ教育を実施している カトリック系の幼稚園だったのです

何とも どうしようともなく 入ってしまえば何とかなるだろう

そんなヤケクソに近い思いで ユウ君を預けることになりました

 

入園して2か月したころに 参観日のお知らせが

ユウ君は特に楽しいとも 辛いともなく、、、(+_+)

ただ毎朝バスが来る時までは一緒に待っているのに

バスのドアが開くと同時に 先生と競争するみたいに

逆方向へ走るユウ君 それを追いかける先生( ゚Д゚)

そしてお決まりの泣き叫ぶユウ君を捕獲した先生が

大丈夫です 行ってきます(^^)/

と言って ドアを閉めてバスが行ってしまう光景(-_-;)

何だか悪いことしてる気分でしたが

まー何とか彼なりに頑張ってるんだろうなーと見守っていました

 

6月の最初に参観日のおしらせが入りました

私にとっても 初参観日!!

ちょっとワクワクしながら そーっと教室へ入ってみると( ゚Д゚)

 

その幼稚園は縦割りクラスでした

6歳児、5歳児、4歳児がそれぞれ10人ずつで

ひとクラス30人の教室

 

先生は最上級生の6歳児に分かるように指示を出すのですが、、、( ゚Д゚)

 先生:今から体操服に着替えて グランドに整列してください

小さな声で言う先生

4歳児は???な感じ これで分かるのかなーと思っていると

多少お着替えに遅れはとるものの 何とか用意してグランドに整列

(着替えた後の服はちゃんと たたんでしまってから)

 

驚くのは私が教室に入ってから グランドで整列するまで

ほぼ私語がないことでした( ゚Д゚)

誰もおしゃべりしないから 先生たちも大声で指導する必要がないんですね

2か月前まで 何にも出来なかったのにー!!

集団に入って教育を受けるとこうも変わるのか?

と感心しました(^^)

うちの子に限らず 入園式の日はお母さんと離れるのが嫌で

ずっと泣いてる子もいたはずなのに

どこ行っちゃったかなって思いました

 

その頃からは 私が洗濯物をたたんでいると

ユウ君が来て 僕の分は僕がするって言って

体操服やパンツをたたんでくれるようになりました(*^-^*)

やっぱりユウ君は すごいなーもうこんなこと出来るようになったの

ありがとうね お母さん助かるわー

そう言うと ニコニコして手伝ってくれるユウ君でした

 

モンテッソーリ教育は 子供が出来ることのレベルが

私の想像を超えてくるものばかりで 関心と驚きの連続でした

本当に偶然でしたが 結果としてユウ君には

とても良い経験となったと思っています

 

この後卒園を待たずに3年目で大阪に転勤になってしまいます

このまま3年間モンテッソーリにお世話になりたかったのですが(-_-;)

年長さんのクラスは 大阪の公立幼稚園にお世話になることに

 

この時ユウ君が言った言葉が忘れられない

僕このままこの幼稚園にいたら馬鹿になっちゃいそうって

( ゚Д゚)ユウ君にとって 公立幼稚園は少々退屈だったようです

でもそこでも楽しいお友達といろいろあったんです(*_*;

 

それはまた別のお話で伝えたいイル子でした(*^-^*)

 

後で分かった話ですが 高松の最初に電話した幼稚園ですが

毎年先着順という方法をとっていまして

その地域では一番人気の幼稚園でした

前日の夕方からお爺ちゃんお婆ちゃんを含む家族総出で

立ち並んで 権利をゲットするそうです(-_-;)

因みに園の方針はというと

アットホームでのびのび子育て だそうです

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